ウチの近くのゴルフ場にダレン・クラークがやって来ました。ゴルフ場のイベントとして抽選で選ばれたアマチュアとのラウンド、そしてフリー・レッスンが行われたのでした。
世界のトーナメントの最前線で活躍しているプロが近所に来るというのですから行かない手はありませんよね。実は、このゴルフ場のショップで買物をした人の中から抽選でダレンとラウンド権利が当たる、ということで、σ(・・。)もしっかり買物をしたのですが、こちらは残念ながら当たらず、フリーレッスンのみ見に行ってきた、という訳です。
さて、知らない人はいないと思いますが、ダレン・クラーク選手がどんな選手なのか簡単に紹介しますと、北アイルランド出身の39歳。ヨーロピアン・ツアーを中心に活躍していますが、世界ゴルフ選手権でも2勝を上げています。特に2000年のアクセンチュア・マッチプレーではタイガー・ウッズを破っての優勝、これで世界的なプレイヤーの仲間入りをしたと言っても良いでしょう。
日本ツアーでもお馴染みで、中日クラウンズ優勝やや三井住友VISA太平洋マスターズに2連覇などを達成しています。
以前はビールっ腹に葉巻というスタイルが有名でしたが、今ではかなり体重を絞って別人のように引き締まった体型を維持しています。
ここしばらくは大きな活躍はありませんでしたが、丁度今回のイベント直前に上海で行われたBMWアジアン・オープンに優勝と今シーズンの活躍が期待されます。
と、まあ皆さんご存知の通り、世界的な一流プレイヤーであることには間違いなく、そういう人の話が聞ける機会というのはとっても貴重な訳ですね。
さて、どんなすごい理論が聞けるのか、などと期待しつつフリーレッスンが始まったのですが、こういう一流選手になればなる程、重視していることは「基本」なんです。
まず、スウィングに於いてダレンが最も重視していること、それは軸がぶれないこと。必要以上な体重移動が行われないようにすることです。プロアマ戦で多くのアマチュアを見ている彼に言わせると、アマチュアは余計なことをやり過ぎると。必要以上に体重移動をしたり、余計に手首を使ったり・・・ とにかくシンプルなスウィングを心がける。
言われてみれば当たり前なんですけどね。
軸がぶれないスウィングを確かめるためにダレンが行う練習法は、ハイティでのドライバー。ティ・ペグ2段分ほどの高さにティ・アップしたボールをドライバーで打つのです。(写真参照)
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2段にティ・アップしたボールを、ティを飛ばさずにクリーンに打つ・・】これは下からすくい上げたり、上から叩きつけたり、という上下動があるとうまく打てません。いわゆるレベル・スウィングが必要なわけです。もちろん、実際に打ってくれた打球は一同ため息の素晴らしい弾道と飛距離を生むのでした。
ここまでは豪快なプロのショット。
でも、やっぱりゴルフはショートゲームが最も大事だ、と再確認させてくれた言葉。
それは「練習で打つ球数の75%はアプローチに費やす」という彼の言葉。
残りの25%でミドルアイアンからドライバーまでを打つそうです。
プロをはじめ、上級者は徹底的にショートゲームを練習するのですね。
それだけゴルフというゲームではショートゲームが大事というわけです。
ダレン曰く「あなたたちはその逆でしょ?」
た、確かに・・・
と思った方、かなりいるのでは?(笑)
とにかく、一流になればなる程何事もシンプルに考える、ということが聞けただけでも価値があったイベントでした。
そしてギャラリーの質問に冗談交じりで答える気さくな性格もとっても好感が持てる選手です。
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ギャラリーの質問に気さくに答えるダレン】例えば、プレッシャー時に考えることは?という質問の答えは「できるだけ早く打っちゃうこと」。
曰く、アマチュアは特に技術的なことなど、あれこれ余計なことを考えすぎると。あげくの果てにミスショットでは
何も考えずに打った方が良い、という訳ですね。うーん、納得。
考えてみると、アマチュアというのは、余計なことをやったり、考えたり、ということが多すぎるのですね。
「シンプル」
これがこれからのσ(・・。)のテーマになりそうです。